1969年生まれの40歳。Olympus 35SPは、とっても特別な思い入れのあるカメラ。
自分が子供のころの写真を写してくれたカメラです。
残念ながら、親が使っていたものは処分してしまったらしく、
これは同じモデルを5、6年前にオークションで落札したもの。
古いカメラですが、外観もきれいですし、しっかりと写してくれます。
購入してすぐにファインダーの掃除をしてもらったので、二重像の見え方もばっちりだったのですが、
ほんの少しながらも前玉にカビを発見・・・。
お世話になっているカメラ屋さんに相談したところ、修理をしてもらえることに。
あずけて2日ほどで戻ってきたのですが、このカメラはレンズの取り付けに接着剤を使っていて、
取り外しができないためにカビ取りができないと言われてしまいました。
しかたないとあきらめて持ち帰ろうとしたら、「あれ?シャッターが切れない!」
で、再度入院し、昨日無事に手元に戻ってきてくれました。
しかも、一度は無理とあきらめた、カビ取りも行われた状態で。
他にも気になる点を修理しておいていただけたようで、ますます快調な35SP。
とってもご機嫌な様子です。
1969年に24,800円という定価で発売されたこのカメラ。
当時の物価からすると、今なら20~25万円にはなろうかという高級機です。
写りに定評のあるZuikoレンズで、明るさはF1.7。
それがオークションなどでは数千円から売買されています。
ちゃんと露出計も動いていますが、機械式シャッターなので、
マニュアルで撮ればずーっと使えそう。
先日ご紹介したNikon FM3a同様、フィルムカメラのメイン機としてこれからもバリバリ使っていきたいです。
完全な状態に仕上げていただいたダイイチカメラさんに多謝!!