昨日手にしたばかりのGR Digital IIIを手に、カメラ好き人間が集まるカフェ・ニュー・クラシック(カメラ人間以外ももちろん集まりますw)に行っていると、大先輩Mさんがなんとハッセルブラッド500C/Mを持って登場。文字通り「うおおおお~~~」ってなりっぱなしの僕がいました。
何枚かシャッターも切らせていただき、あの「ポワシュッ!」という迫力満点の音に感動し、やっぱりいつかはこれを手にしてみたいと改めて思ったのでした。スクウェアフォーマットの大きなファインダーを覗いているだけで、何時間も楽しめそうな雰囲気。GRに興味を持った大きな理由の一つが、このスクウェアフォーマットでした。
で、ハッセルで気軽にシャッターを切るわけにもいかないので、ファインダーにGRDのレンズを重ねて撮ってみました。
実際のハッセルと比べてどうとかいう問題ではなく、僕の感覚ではデジカメ離れした1枚になったと思うのですが、いかがでしょうか?アナログカメラの名機を通してデジカメで撮る。まじめに写真をやっている人からは怒られてしまうかもしれませんが、これはこれで面白いと思いました。
少し話は脱線しますが、ギターのマルチエフェクター(色んな音作りをできる機械です)が、マーシャルやメサブギーなどの有名アンプの音を疑似できるように、デジカメでもハッセルやライカなどの画質を再現できるようになる日が来るのでしょうか。トイカメラ的なエフェクトを備えたデジカメはすでにでてきていますが、トイカメラは安いので、その気になれば買えてしまう。
やっぱり本物のみが持つ魅力って絶対だと思うのですが、画質が同じになるなら、デジタルでもいい気はします。同じじゃないから、今はアナログにこだわるわけですが、同じなら、それ以上のこだわりはブランド志向に過ぎないのかもしれません。
まさにこの写真のような絵が撮れるなら、デジタル一本でもいいのかなあなんて思えます。
と、そんな風に思えたのもハッセルマジックですね。