トイカメラはあえてピントが合ってなかったり、写真の四隅が暗くなったり、色がちょっとサイケデリックだったり、独特な雰囲気があるので、ファンが多いジャンルです。「写真」として美しいかと言われると賛否両論かもしれませんが、高価な一眼レフなどでは写すことができない微妙な仕上がりを期待できます。
トイカメラには数百円で買えるようなものから、プレミアムがついて何万円もするようなものもあります。主にはフィルムを使うタイプが多いのですが、最近は数千円で買えるトイデジも人気を集めているそう。難しいことは考えず、思い立ったらシャッターを切る。あとは文字通りカメラ任せ(中にはフルマニュアルなトイカメラもありますが・・・)。
数多く存在するトイカメラの中でも特に人気が高いひとつが、このLOMO LC-Aです。普通の35mmのフィルムを使うカメラで、簡易的な距離と絞りの調整ができます。写るんですみたいに、ガリガリいわせながらフィルムを巻き上げ、シャッターを切るとカチーンっと軽い音がします。ロシア製のカメラで、現在では多重露光やISO1600まで対応した、進化型のLC-A+が販売されています。さすがはトイカメラといった感じで、同じLC-Aでも個体差があります。うちにも2台ありますが、周辺光量の落ち方がちょっと違っていたり。
軽いし、気軽にとれるので、だいたいいつもバッグに忍ばせています。
5~6年前に買ったのですが、新品のときは妙なにおいがしました(笑)。そのあたりも遊び心なのか。。。ねじがゆるんだりすると聞いていたのですが、うちの子たちは今のところ大丈夫な様子。これからもばしばし活用しようと思っています。
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http://www.lomography.jp/home/