以前からとっても気になっていたトイカメラ、”DIANA mini + Flash”を手に入れ、
初の撮影に行ってみました。
トイカメラと言うだけあって、そのルックスはもう完全におもちゃチック。
これぞカメラ!という典型的なデザインのボディに、
オールディーズな雰囲気たっぷりのストロボ。
このストロボは単三電池1本で作動するのですが、
電池を入れると、おそらくボディと同等か、より重たいのではないかと
思うほど、diana miniとは不釣り合いなほど大きいです。
もともと、一回り大きい姉貴分のDiana+用に作られていたものなので、
当然と言えば当然なのですが。
前置きが長くなりましたが、かわいいからいいのです(笑)。
diana miniは35mmフィルムを使用し、24×24のスクエアフォーマットと
ハーフサイズをフィルムの途中でも切り替えができるという変わった作り。
いかにもプラレンズらしく、絞りはF8 or F11のみ。
シャッタースピードは1/60とバルブ。
つまりは、晴れの日専用みたいなものですね。
が、このでっかいフラッシュがあれば、少々暗くても大丈夫。
距離は目測で、最短60cm〜の4段階。ついつい合わせるのを忘れてしまいそうです。
以前、一度Diana+をお借りしたことがあったのですが、
シャッターの感触になれることができず、ほとんど失敗してしまいました。
それに比べ、Diana miniではシャッターがきちんと「カチッ!」という感触があるので、
「撮ったぞ!」という気持ちになれました。(曖昧な感想ですみません。。。)
フィルムはダイヤルで巻き上げますが、シャッターをチャージするレバーはなく、
もうただシャッターを切るのみ。なので、多重露光も簡単です。
レンズが暗いので、多重露光くらいした方がきれいに写るような気もするほど、
多重露光を楽しみたくなりました。
ただ、若干クセはあります。クセというか、作りはとてもチープなので、
36枚撮りだったにも関わらず、24枚目あたりでフィルムの巻き上げができなくなりました。
で、フィルムを巻き上げてる途中で、巻き終わったと思ってしまい
フタをあけて感光。。。
初めて使うカメラにはイロイロと手こずらさせられることがありますが、
コツをつかんで使いこなしたいなあと思います。
調べてみると、知っておいた方がいいDiana miniならではのテクニックもあるみたいでした。
海とか空とかが似合いそうなカメラかなと思います。
上の2枚の写真、フィルムはFujifilm Venus 800を使用しています。
プリントは、いつものように南海カメラさんです。