一語一絵

a camera with memories

2008.03.24 月 04:11

小さい頃のアルバムを見ていて、ふと「あの頃父が使っていたのと同じカメラを使ってみたい」と思い、探したカメラOlympus 35SP。残念なことに、父のカメラはもう何年も前にカビが生えて処分してしまったらしいのだけど、同じカメラをオークションで見つけ、購入後ちゃんと整備もしてもらった。

カメラを探すとき、記憶の中にあったのはオリンパスだったということと、フィルムを巻き上げるレバーの形、そしてファインダーの見え方だけだった。オリンパスのサイトで、歴代のモデルに目を通した。おぼろげな記憶と、僕が生まれたときにはすでに父が持っていたことなどから年代を定め、そしてこのカメラに再会。買ってすぐに父に見せると、とても懐かしがっていたのが印象的だった。

手にしてまだ2年ほどなのだけど、1969年製のはずだから、来年でもう40歳。先日電池が切れてしまったのだが、露出計も元気そのもの。ただ、しばらくは露出計に頼らず使ってみたいので、電池は入れずにいようと思う。

デジタルカメラは新しいものが優れていると思うけれど、フィルムカメラにもそれを思うのはナンセンスだ。僕より3歳年上のこのカメラがそう語ってくれている。



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